臨床工学部について

当院臨床工学技士は、現在大きく分けて3部門あり、「透析・人工呼吸器・医療機器管理部門」「内視鏡部門」「手術・中材部門」となっています。

各部門で協力し合い院内における医療機器が適切に使用できる環境を整えています。またオンコール体制を整えている為、緊急時など24時間体制で対応しています。

当院臨床工学部の特色

当院臨床工学部は新人へのサポートはもちろん、育児中スタッフに対してのサポートも行っており、働く上での環境や雰囲気には自信があります。また血液浄化業務、人工呼吸器業務、医療機器業務、内視鏡業務、手術室業務、滅菌業務と様々な業務を行っており、認定資格を取得しているスタッフも多いです。ひとつの業務にとらわれず、様々な業務に携わりたい方・雰囲気の良い職場で働きたい方におすすめです。

とある1日の流れ(透析・人工呼吸器・医療機器部門)

  1. 8:30

    1クール目透析開始業務
    (問診・バイタルチェック・穿刺など)

  2. 9:45

    バイタルチェック、カルテ記入、
    2クール目透析準備

  3. 10:15

    ミーティング

  4. 11:00

    休憩

  5. 12:00

    2クール目透析開始、
    1クール目終了業務(回収操作・抜針)
    カルテ記入

  6. 13:30

    人工呼吸器回路交換・ラウンド

  7. 14:30

    心電図モニタ-ラウンド、
    院内使用機器のメンテナンス・修理対応、
    透析情報提供書作成

  8. 16:00

    医療機器中央管理業務、透析プライミング、
    翌日の透析準備・スケジュール管理、
    2クール目透析終了業務

  9. 17:00

    透析機器洗浄業務、
    カルテ入力

  10. 17:30

    終業

勤務時間

  • 早出1

    7:00

    16:00

    休憩1時間

  • 早出2

    7:30

    16:30

    休憩1時間

  • 日勤

    8:30

    17:30

    休憩1時間

スタッフ内訳

教育について

当院では全職種対象のオリエンテーションを行い、その後ローテーション研修を取り入れ、臨床工学技士ひとりひとりに適した配置を行っています。また新人臨床工学技士を始め、中途採用の臨床工学技士にもプリセプターシップを導入し、プリセプターを中心としたサポート体制でいつでも相談でき、安心して働ける環境を提供しています。

先輩社員の声

さん

2021年度入職

手術部門配属

Q 入職してよかったことはなんですか?

手術という緊張感のある現場で、常に新鮮さをもって業務を行えることが、臨床工学技士として当院に入職しよかったと感じます。また器械だしなどさせてもらうなかで、初めての症例に対してはひとりだちするまで手術のシミュレーションを行ってもらうなど、教育体制が手厚いのもよかったです。

Q 仕事の中で大変なことはなんですか?

学生時の知識以上に手術室では解剖や病理を深く学ぶ必要があるため、技術習得だけでなく、より深い知識を身に着けるのが大変でした。

Q やりがいを感じるのはどんな時ですか?

チーム医療のなかで様々な職種と連携し業務にあたっていますが、その中で医師や看護師から、臨床工学技士として頼りにされている時に、特にやりがいを感じています。

Q 求職者の方へひとことお願いします

臨床工学部は3部門に分かれていますが、全体の雰囲気がとてもよく、仕事の悩みやプライベートなことなどもとても相談しやすい環境です。コミュニケーションに不安のある方や雰囲気の良い職場で働きたい方におすすめです。

佐藤さん

2020年度入職

内視鏡部門配属

Q 入職してよかったことはなんですか?

同部署の医師や看護師、臨床工学技士の先輩・後輩たちがみな優しく、時には厳しく、毎日明るく元気な人たちに囲まれて、仕事内容によっては大変なことも多いですが、節度を守って楽しく仕事を行えていることです。私自身周りに恵まれていると感じることがとても多く、良い人たちに出会えて良かったです。

Q 仕事の中で大変なことはなんですか?

医療機器や処置具など日々新しいものが生まれていく中で、知識を増やし、正しい取り扱い方法を身に着けていくことがとても大変だと思います。また治療の介助へ入ることで、解剖学についても学んでいく必要があり、日々勉強の毎日です。

Q やりがいを感じるのはどんな時ですか?

医師や看護師さんたちは、患者さんの看護をメインに仕事を行っているので、医療機器に関してまで手が届かないことが多いです。また処置具等に関しても種類が多く、使用方法などすべてを把握することは難しいです。そこで、臨床工学技士である私たちが補い、頼りにして下さるところにやりがいを感じます。また治療の介助も繊細な操作が多く、上手く操作が行えて医師からも認められた際には自分の成長を感じられてとても嬉しくなります。

Q 求職者の方へひとことお願いします

医療の現場は大変なことが多く、部署によっては命に関わる最前線な場もあると思います。それでも、周囲の様々な職種の人たちと助け合い、成長し合える場になれるように私自身も頑張っていこうと思います。同じ職場で働ける日を心待ちにしています。

米夛さん

2009年度入職

透析・医療機器部門配属

Q 入職してよかったことはなんですか?

私は新卒で西日本病院に入職して初めての部署が人工透析室でした。もちろん患者さんへ穿刺をしたこともなく失敗も多かった為、最初は叱られる事や怒られる事も多かったですが、同じ患者と数年単位でかかわっていく中、次第に打ち解けて、今では「あなたが居てくれて良かった」と言われます。そういう心のやり取りができた時、長くここに務めてきてよかったと感じます。

Q 仕事の中で大変なことはなんですか?

就職してからは熊本地震をはじめとする様々な災害を経験し大変なことも多かったですが、誰一人経験したことのない事態でも、仲間と協力して考えて今まで乗り切ってこられた為、大変だったと同時にとても大切な思い出にもなっています。

Q やりがいを感じるのはどんな時ですか?

患者さんから感謝される場面ももちろんうれしいですが、人工呼吸器など医療機器の勉強会をしていく中で、少しでも伝わるように資料や動画を作成し、説明を行っていく中で、看護師をはじめとする医療スタッフから「わかりやすかった。」「勉強になった。」「またお願いします。」といった声を頂ける時にやりがいを感じます。

Q 求職者の方へひとことお願いします

私が入社した当初臨床工学部は人工透析業務や呼吸器管理、医療機器管理といった工学技士でいうところの基本的な業務のみでしたが、若手の頑張りもありここ数年で内視鏡分野や手術室分野など様々な業務に関わることができ、少しずつですが臨床工学部として成長しています。もしも貴方が様々な業務に関わりスキルアップを目指したいならばまだまだ発展途中の当院の工学部は良いチャンスかもしれません。一緒に様々な業務にチャレンジして一緒に工学部を盛り上げていきましょう

見学希望の方や、詳細を知りたい方は、お気軽にご相談ください。

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