TEL:096-380-1111(代表)

臨床工学技士は医療機器の専門医療職です。院内で医師・看護師や各所の医療技術者とチームを組んで生命維持装置の操作などを担当しています。また、医療機器がいつでも安心して使用できるように保守・点検を行っており、安全性確保と有効性維持に貢献しています。当院の臨床工学技士の業務は次の通りです。

血液浄化業務

体内に溜まった老廃物などを排泄あるいは代謝する機能が働かなくなった場合に行う治療で血液透析療法、腹膜透析や難治性腹水に対するCART(腹水濾過濃縮再静注法)など、様々な血液浄化療法が存在します。

臨床工学技士は穿刺や機器操作、保守・点検を行います。また、機械だけでなく看護師と連携してフットケアー、シャント管理なども積極的に行っています。

血液透析

腹水濾過濃縮再静注法(CART)


呼吸治療業務

肺の機能が働かなくなり、呼吸が十分に出来なくなった患者さんには呼吸を代行するための人工呼吸器という装置が装着されます。

その際、臨床工学技士は人工呼吸器が稼働している場所へ行き、安全に装置が使用されているか、また、装置に異常がないかなど確認します。

人工呼吸器のメンテナンスも行っています。



医療機器管理業務

医療機器を安全に使用できるように、また、機器の性能が維持できるように保守・点検を行います。

院内の医療機器を一括管理し、効率的で適切な運用ができるようにしています。


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